2009年4月14日火曜日

営業赤字

トヨタ自動車の10年3月期の連結営業損益が、2期連続で赤字となる見通しになった。世界的な景気後退で、販売台数が大幅に落ち込み、連結の世界販売台数見通し(子会社のダイハツ工業、日野自動車を含む)が、10年3月期は約650万台と、09年3月期の732万台を大幅に下回る方向となった。営業赤字額は、09年3月期見通しの4500億円を上回る可能性が高まっている。
 トヨタの連結世界販売台数が700万台を割り込むのは6年ぶり。トヨタは、設備投資抑制やコスト削減などを通じて「単体の世界販売が700万台でも利益を出せる体質」(渡辺捷昭社長)への転換を急いでいる。しかし、予想を上回る販売減に加え、利益率の低い小型車の比重が高まっており、数千億円規模の減益要因になる。
 想定為替レートも09年3月期の1ドル=100円より、円高に設定する見通しだ。現在は、1ドル当たり1円の円高で、営業利益が約350億円減る構造になっており、収益を大きく圧迫する。
 エコカー減税や、買い替え補助金など各国政府が本格的な自動車産業支援策に乗り出し、為替も現在、1ドル=100円台を回復するなどプラス要因もある。しかし、09年3月期は、業績予想を3度下方修正した経緯があり、業績予想を慎重に検討している。【宮島寛、米川直己】

毎日新聞

大手って、落ち込む時はハンバじゃないんですね。