2008年6月25日水曜日

ジェロの決心

黒人演歌歌手のジェロ(26)が24日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を開いた。英語で「米国には帰らない。一生を演歌に懸けたい」と演歌と心中する覚悟を表明。恋人は「今はいないけど、いつか結婚して日本に住みたい。今は演歌と結婚しています」と熱い思いを語り、壇上で自慢のノドも披露。外国人記者たちから盛大な拍手を浴びた。
 デビューして4カ月。「毎日がほとんど日本語での生活」というジェロは、外国人記者らを前に「英語がうまくなかったらごめんなさい」とあいさつ。英語でのちょっぴり本音!?のアメリカンジョークから始まった。
 05年に亡くなった日本人の祖母を通した演歌との出会いを「(米ピッツバーグの)実家にはよく演歌が流れていてカラオケもあり、祖母も母も歌っていた。僕もその一員になりたかったし(ビデオで見た演歌歌手の)心から歌い上げる姿が“カッコいい!”と思った」と説明。壇上でカラオケによるミニライブも行い、デビュー曲「海雪」とカバーの「氷雨」の2曲を披露。外国人記者からの質問に「歌う前には食事をしない方がいい。その方が声が出る。“こぶし”など特別な技術を気にする必要はない。演歌は詞をきちんとイメージすることが大事」とアドバイスした。演歌を「ジャパニーズ・ブルース」と例えてみせ「悲しみをたたえたブルーな音楽だけど幅がある。悲しみを弱めてくれるんだ」と魅力を熱く語った。
 その思いは深く「一生懸けて演歌の世界で生きていきたい」と表明した上で「いずれ結婚して日本に住みたい」と永住する覚悟。関係者によると、米国人としての誇りはしっかりと持っているため日本国籍取得はしないが、結婚して米国から親を呼び、日本で生活したいという夢があるという。
 「肌の色によって日本でイヤな思いをしたことはない」「帽子は85個ある」「恋人はいない」などと、硬軟織り交ぜたさまざまな質問に答え「俳優もやってみたい」と意欲満々。当面の目標はNHK紅白歌合戦。「出場が決まったらぜひ、米国から親を呼びたい」と目を輝かせた。
 ≪外国人特派員も高評価≫ジェロの会見に、日本駐在の外国人特派員たちは「演歌への心からの情熱を感じた。とてもまじめで人間的にも素晴らしい」(米ビルボード誌記者)など高く評価。「一時的なブームでは終わらないだろう」と将来性にも言及していた。日本外国特派員協会は戦後すぐの1945年に設立され、日本の芸能人では渡辺謙、北島三郎らが会見。最近では米国のハービー・ハンコックらが会見した際にピアノ演奏などを披露している。(スポニチ)

 いいですよね。

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